2.26事件の青年将校は密かに死のう団に協力を求めた
特高課長の池田は遺書を残した。退職金は自分の家族と拷問を受けた死のう団の女子医専の学生に送るように書かれていた。その後、示談交渉は全て止まった。本部に残ったのは14、15人の団員となったが、彼らは血判状を作り、挑発的な文書をまとめて裁判で戦うことにした。
しかし昭和9年…
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