「共産党に入党したい」と溥儀は真面目な顔で言った

溥儀とその家族、そして随行の日本の軍人たちがソ連軍の捕虜になったのは昭和20年8月18日であった。日本への脱出を考えて新京から南下を続けているときである。通化県のある地であったという。
溥儀は清朝帝政の皇帝から辛亥革命によってその座を追われ、幽閉生活を送ったが、やがて日…
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