「東條は犬。犬を裁くのは米国の恥だ」と公然と批判した石原莞爾
石原莞爾は、自らが独自の戦争観や歴史観を打ち立てただけに、無思想、無定見、無自覚の軍人や政治家に強い憤りを感じるタイプであった。その意味では人を見る目は、決して鷹揚なタイプではなかった。特に東條のような官僚タイプには徹底した批判を繰り返した。
そうした批判は確かに本質を…
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