独裁的な東條英機に、秩父宮は病床から「怒りの質問状」を送りつけた
太平洋戦争の開戦時と戦時下での東條英機内閣の反政府陣営に対する弾圧は、二重の残酷さを持っていた。その人物の社会的立場、信用、さらには経済生活を奪うだけでなく、戦場に徴用して「死」を強要するのである。過酷な戦場に追いやるという報復は、戦っている兵士たちには何とも失礼な振る舞いであ…
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