シリーズ「伴食宰相」(17)村山富市は連立政権により図らずも政治家のあり方を示した
村山富市首相や野坂浩賢官房長官らが、その職を離れて回想録を著しているが、いずれも自民党内のハト派への関心を示している。野坂は村山の側近として自民党の指導層と何度か交渉を行っている。野坂は「自民党の良識派、いわばハト派に類する有力者に強いシンパシーを持つようになった」(拙著「対立…
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