守勢の小池百合子氏は10Pリードも不安視される“女帝の舌禍”…「排除」発言で急失速の過去
自民党は18日、小池氏への推薦見送りを正式に表明している。別の自民党関係者は、「今後、あぶはち取らずにならなければいいが……」とこう続ける。
「推薦を出さないということは、小池さんの応援で街頭に立たない、選挙ハガキも書かない、つまり何の運動もしないということ。そうなると、自民党のコアな支持層が投票に行かなかったり、行っても小池さんに投票しないかもしれない。告示後の選挙戦で、蓮舫さんとかなりの接戦になってしまう恐れもある」
■最側近の地盤選挙区ではリード許す展開
もうひとつ、自民党調査の数字で気になるのは、小池氏の最側近が地盤とする選挙区で、小池氏が負けていることだ。知事選と同日投開票の都議補選にも出馬する小池の秘書・荒木千陽元都議の中野区は2ポイント差、小池の元秘書・尾島紘平都議の練馬区(衆院東京28区エリア)では13ポイント差で追う展開だ。
「2人とも活動をサボっているわけではない。単純に浸透できていない。小池さんとしてはショックだろう」(都民ファーストの会関係者)