著者のコラム一覧
金子勝淑徳大客員教授

1952年6月、東京都生まれ。東京大学経済学部卒業、東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。法政大学経済学部教授、慶應義塾大学経済学部教授などを経て現職。慶応義塾大学名誉教授。文化放送「大竹まことゴールデンラジオ」などにレギュラー出演中。近著「平成経済 衰退の本質」など著書多数。新聞、雑誌、ネットメディアにも多数寄稿している。

「知識経済化」を阻んだアベノミクスがイノベーションを潰した

公開日: 更新日:
裏金や政治献金をバラまいた経団連企業と癒着、その成れの果てが日本の衰退(C)日刊ゲンダイ

 日本メディアの劣化には目を覆わんばかりだ。いまだに金持ち優遇の基礎控除引き上げの減税を無批判に垂れ流している。為替は一時1ドル=157円台にまで円安が進み、11月の企業物価指数は前年同月比3.7%の上昇だ。そんな中、赤字国債依存で減税すれば、ひどい物価上昇をもたらすだけなのに、… 

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