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室井佑月作家

1970年、青森県生まれ。銀座ホステス、モデル、レースクイーンなどを経て97年に作家デビュー。TBS系「ひるおび!」木曜レギュラーほか各局の情報番組に出演中。著書に「ママの神様」(講談社)、「ラブ ファイアー」(集英社文庫)など。

内密出産法制化の必要性…国民民主・伊藤たかえさん、頑張れよ!

公開日: 更新日:

『赤ちゃんの権利、人権を最大限に重んじる法体系ができないか、政府内で検討をさせていただきたい』(石破茂・内閣総理大臣)

  ◇  ◇  ◇

 これは17日の参議院予算委員会、国民民主党の伊藤たかえ議員の質問に対しての、石破首相の答えだ。本当に、よろしくお願いしますよ。

 あ、なにについて石破さんがそう答えたかというと、『内密出産』について。

 内密出産とは、匿名で出産をすることを望む母親が特定の人にだけ身元を明かし、医療機関で出産すること。2021年の12月、熊本市の慈恵病院で10代の女性が内密出産を行ってから、すでに複数行われている。ってことは、それを望む女性は多いかもしれないってことだ。しかし、現在は慈恵病院でしかされていない。

 慈恵病院では『こうのとりのゆりかご(赤ちゃんポスト)』を実施していて、こちらは母親が育てられない赤ちゃんを産みポストに預けると、病院が保護し、乳児院へ入れてくれるというもの。

 でもさ、出産は母子ともに大変である。産むまで独りでって苦しいよ。

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