シリーズ「昭和の亡霊・7つの戦時用語」(24)天皇を神格化した東條英機の狙い
東條英機の上奏時の態度、物腰が他の上奏の者よりもきびきびしていて、いかにも軍人という意味合いもあった。これは天皇の前まで案内する侍従の証言なのだが、東條は天皇の前に出ると、軍靴をカチッと合わせて直立し、首相か陸相か、いずれの立場で報告をするのかを明確にする。そしてハキハキとして…
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