ススキノラブホ首切り事件 猟奇殺人犯の祖父を直撃…親子3人は半年間という異例の鑑定留置
7月2日未明、日本中を震撼させる事件が起きた。札幌・ススキノのラブホテルでクビが切断された60代男性の遺体が見つかったのだ。驚きだったのは、実行犯が若い女で共犯者が精神科医の父親と母親だったこと。事件発生から約3週間後、田村瑠奈(29)と修(59)、浩子(60)の3容疑者が逮捕された。
「瑠奈はラブホで『SMプレーをしよう』と言って、全裸の男性の後ろ手に手錠をかけ、抵抗できないようにして殺害。一部始終を動画撮影していた。さらに自宅に持ち帰った男性の頭部に損傷を加え、その様子も動画に収めていた」(捜査事情通)
逮捕直後、瑠奈の祖父が浩子から電話で聞いた話として、経緯を語った。
「瑠奈は男性が女装していたため、女性だと思って会っていたが、ある時、『いいところがあるから』と言ってラブホテルに連れて行かれ、性的暴行を受けた。瑠奈から事情を聴いた修と浩子が男性と話をつけ、男性は『二度と瑠奈の前にはあらわれない』と約束したが、再び瑠奈に会いに来たため、トラブルになった」
現状を聞くため、北海道遠軽町の祖父の自宅を訪れたが……。