プレミア12では采配批判も…侍ジャパン井端監督が強敵相手に問われる「真価」
大会連覇を狙う侍ジャパンは、プレミア12のオープニングラウンド(OR)を5連勝で通過。A、Bの両グループの上位2チームで戦うスーパーラウンド(SR)初戦は、22日に強豪・米国と相まみえる。
ここで真価を問われるのが日本を率いる井端弘和監督(49)だ。18日にドミニカ共和国に大勝した侍Jは、WBCも含めた国際大会の連勝記録を24に伸ばした。
「侍JはWBCで世界一3回を誇りますからね。今大会もORで韓国、台湾を蹴散らし、ドミニカやキューバも退けるなど、アジアでは敵なしです。2013年に侍Jが組織化されてから10年。選手にとって代表チームの価値は確実に上がっています。何度も代表入りしている選手が辞退するケースはあっても、小学生はU12、中学生はU15、高校生はU18と段階を踏みながら侍ユニを着て、プロ入り後のトップチーム入りを夢見ている。昨春のWBCでは大谷翔平(ドジャース)が侍メンバーに加わり、世界一を達成したことで、代表の値打ちはますます上がりました。かつて、選手会がWBC参加に反対していたことがウソのようです。国を挙げて野球の強化を進める台湾はともかく、韓国を含めて他国にはこうした代表組織はない。日本が強いのは必然ですよ」(野球連盟関係者)