全裸美女を盗撮させて3778万円恐喝…極悪兄弟「美人局」のエグい犯行手口
8月末、男性がいつものように盗撮していると、女性と目が合った。バレたと思った男性はしばらく自粛していたが、我慢できなくなり、盗撮を再開。その後も内妻は何もなかったかのように、男性になまめかしい姿を披露、約10カ月経った23年1月、突然、南本兄弟が男性のマンションを訪れ、「おまえ、コラ、なに盗撮しとんねん」「どない落とし前つけてくれるんや」と怒鳴り散らし、男性の家族構成を聞き出し、慰謝料を請求した。
弟の満容疑者は男性を大阪市北区のタワマン41階のラウンジに呼び出し、「オレに2000万円の融資金を預けたら、資産運用したるから、それで利益得られるで」「その利益を兄貴の慰謝料に充てたらええやないか」ともちかけ、4回にわたり、3778万円をだまし取った。さらに「あんたの名義で車買うてくれや」「リースにしたら儲かるんやで」とそそのかした。
■借金重ね、ローン地獄に
「満は友人で自動車販売店経営者の片野田と組んで査定600万円、しかも事故を隠した中古のマセラティを男性が2780万円で購入するという虚偽書類を信販会社に提出した。2780万円のうち、頭金1300万円を男性が支払ったとみせかけ、ローン契約を不正に結ばせ、立て替え金1480万円を片野田の会社の銀行口座に振り込ませた。男性は盗撮がバレた負い目があり、やむを得ず兄弟らの指示に従い、借金を重ね、ローン地獄に陥ったため、警察に相談した」(捜査事情通)
極悪兄弟と悪徳自動車販売会社社長がタッグを組み、男性会社員の骨の髄までシャブリ尽くしていた。