世界一に王手かけたRソックス上原 ポストシーズンの稼ぎはいくら?

公開日: 更新日:

 歴史に名を残すクローザーであることは間違いない。レッドソックスの日本人守護神である上原浩治(38)のことだ。

 2勝2敗のタイで迎えた28日(日本時間29日)の第5戦は先発のエース左腕レスターの後を受けて八回2死二塁のピンチで登板。一発のある代打M・アダムスを簡単に2ストライクと追い込むと、最後はフォークでバットに空を切らせてピンチをしのいだ。ジョン・ファレル監督から直々に託された九回は3者凡退に仕留め、1回3分の1を無安打無失点。連日のセーブを挙げた。

 レッドソックスは対戦成績を3勝2敗とし、チームは07年以来6年ぶりの世界一に王手をかけた。

 ここまでポストシーズンは12試合(12回3分の2)に登板し、7セーブをマーク。ワールドシリーズであと1つセーブを挙げれば、ポストシーズン8セーブとなり、96年のウェッテランド(ヤンキース)ら4人がマークしているポストシーズンセーブ記録(7)を更新する。

<あと1セーブで新記録ならMVPも>

 新記録まで、あと1つ。記録更新ならリーグ優勝決定戦に続いてワールドシリーズでもMVPに選ばれる可能性はあるが、今季のポストシーズンだけで上原は一体、いくら稼ぐことになるのか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動