谷繁中日が本格始動 復活「地獄のキャンプ」は2年間のサビ落とし

公開日: 更新日:

「もう、フラフラ……」

 選手も音を上げるしかなかった。

 1日にスタートした中日の秋季キャンプ。谷繁新監督の下、落合監督時代の「地獄のキャンプ」が復活した。

 監督就任後、初めて一、二軍のコーチが勢揃いした練習前、谷繁監督は円陣を組んで、こう語った。
「嫌というほど練習してもらって、それぞれが力をつけてください」

 その言葉どおり、10時の練習開始から、投手は走り込み中心。野手は走り込みと打ち込み。個別メニューも含めると、すっかり日も暮れた夜7時近くまで体をいじめ抜いた選手もいた。

 今回のキャンプは、高木監督時代の2年間のさび落としに全力が注がれそうだ。

 かつて、落合GMが監督時代の秋季キャンプは、足がつってリタイアしたり、1日1000スイングというノルマを達成するために泣きながら練習する選手もいた。
「谷繁監督は自分に妥協せず、猛練習で鍛えてきた。落合監督時代と同レベルの練習量になるのは間違いない。しかも、高木監督時代の2年間で選手の練習量は減ったため、体力は落ち、特に野手はスイングのスピード、力がかなり落ちてしまっている」(中日OB)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  2. 2

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  3. 3

    中森明菜が16年ぶりライブ復活! “昭和最高の歌姫”がSNSに飛び交う「別人説」を一蹴する日

  4. 4

    永野芽郁“二股不倫”疑惑「母親」を理由に苦しい釈明…田中圭とベッタリ写真で清純派路線に限界

  5. 5

    田中圭“まさかの二股"永野芽郁の裏切りにショック?…「第2の東出昌大」で払う不倫のツケ

  1. 6

    大阪万博会場は緊急避難時にパニック必至! 致命的デザイン欠陥で露呈した危機管理の脆弱さ

  2. 7

    永野芽郁「二股不倫」報道で…《江頭で泣いてたとか怖すぎ》の声噴出 以前紹介された趣味はハーレーなどワイルド系

  3. 8

    レベル、人気の低下著しい国内男子ツアーの情けなさ…注目の前澤杯で女子プロの引き立て役に

  4. 9

    永野芽郁“二股肉食不倫”の代償は20億円…田中圭を転がすオヤジキラーぶりにスポンサーの反応は?

  5. 10

    芳根京子も2クール連続主演だが…「波うららかに、めおと日和」高橋努も“岡部ママ”でビッグウエーブ到来!