来季も二軍でベンチなんて…巨人・小笠原にFA行使のススメ
同僚の谷佳知(40)は出場機会を求め、自ら戦力外を申し出た。10日のトライアウトを受ける可能性もあるというから相当な覚悟だ。
もうひとりの大物、小笠原道大(40)も現役続行へ強い意志を見せてはいる。が、谷とは違い、自由契約にはなっておらず、二軍のまま今季を終えた。さる球界関係者が同情するように言う。
「小笠原は日本シリーズの40人枠に入れなかった。その時点で来季は事実上の“構想外”。でも“戦力外”ではないということ。パ・リーグ球団とのトレード話もささやかれているが、話がまとまらなければ、現在の年俸7000万円から大幅ダウンを受け入れて巨人に残留するしか道はなくなる」
今季は22試合の出場で打率.250、1本塁打、8打点。昨季も34試合の出場に終わり、ほとんどを二軍で過ごした。巨人に残っても来季の起用は目に見えている。一塁のライバルとなるロペスは残留が確実。代打要員にもなれるかどうかというのが現実だ。
巨人では衰えが指摘される中、他球団の見立てはちょっと違う。