現地リポート「ベルギーは本気で日本を叩きつぶしにくる」

公開日: 更新日:

 すると、試合は思惑通りの展開となった。ボランチに山口をスタメン起用したのには驚いたが、山口が守備に専念することで長谷部の攻撃力が蘇った。浦和時代を彷彿させる力強いドリブルで大迫のゴールをアシスト。後半は交代出場の遠藤と組んで90分間、攻守にわたってチームに貢献した。

<屈強1トップ、ベンテケのマークは肝要>

 次のベルギー戦は、日本時間20日午前5時にキックオフされる。世界5位のベルギーは15日、ホームでコロンビア相手に0―2のスコアで完敗。日本がオランダに善戦したこともあり、本気モードで叩き潰そうとしてくるだろう。

 試合を組み立てるボランチのMFヴィツェルとサイドアタッカーのFWアザールをいかに封じるか。オランダ戦と同様に日本のダブルボランチと中盤2列目との攻防がカギを握る。ベルギーは身長191センチの屈強1トップ、ベンテケに縦パスを早めに入れてくる。簡単に縦パスを出させないのはもちろん、高い集中力でベンテケのマークを怠らないことが肝要だ。

(六川亨/サッカージャーナリスト)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元グラドルだけじゃない!国民民主党・玉木雄一郎代表の政治生命を握る「もう一人の女」

  2. 2

    深田恭子「浮気破局」の深層…自らマリー・アントワネット生まれ変わり説も唱える“お姫様”気質

  3. 3

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  4. 4

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  5. 5

    東原亜希は「離婚しません」と堂々発言…佐々木希、仲間由紀恵ら“サレ妻”が不倫夫を捨てなかったワケ

  1. 6

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    “令和の米騒動”は収束も…専門家が断言「コメを安く買える時代」が終わったワケ

  4. 9

    長澤まさみ&綾瀬はるか"共演NG説"を根底から覆す三谷幸喜監督の証言 2人をつないだ「ハンバーガー」

  5. 10

    東原亜希は"再構築"アピールも…井上康生の冴えぬ顔に心配される「夫婦関係」