「腰パン」国母をアドバイザー招聘 スキー連盟の“お家事情”

公開日: 更新日:

 スキー連盟では世間の批判を浴びた前回の二の舞いだけは避けたいのだろう、バンクーバー五輪後は元五輪選手などを講師に招いてアスリートとしての心構えを身に付けさせるなど意識の向上を図ってきた。今年4月に行われた冬季競技合同研修では、他競技の選手がジャージーで参加する中、唯一、「身だしなみを意識させるため」(上島しのぶヘッドコーチ)にスーツを着用させた。徐々に意識改革の成果は表れているものの、いまだに室内でもヨットパーカのフードをかぶる選手もいるだけに上島ヘッドコーチは「まだ、目を離すと何をしでかすかわからない」と不安を隠さない。

 今回のHPチームはソチでメダル取りが期待される。一方で前回のような騒動を起こす可能性もある。そのとき、国母アドバイザーの存在意義が増しそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…