「腰パン」国母をアドバイザー招聘 スキー連盟の“お家事情”

公開日: 更新日:

 スキー連盟では世間の批判を浴びた前回の二の舞いだけは避けたいのだろう、バンクーバー五輪後は元五輪選手などを講師に招いてアスリートとしての心構えを身に付けさせるなど意識の向上を図ってきた。今年4月に行われた冬季競技合同研修では、他競技の選手がジャージーで参加する中、唯一、「身だしなみを意識させるため」(上島しのぶヘッドコーチ)にスーツを着用させた。徐々に意識改革の成果は表れているものの、いまだに室内でもヨットパーカのフードをかぶる選手もいるだけに上島ヘッドコーチは「まだ、目を離すと何をしでかすかわからない」と不安を隠さない。

 今回のHPチームはソチでメダル取りが期待される。一方で前回のような騒動を起こす可能性もある。そのとき、国母アドバイザーの存在意義が増しそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  2. 2

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 3

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  4. 4

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  5. 5

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  1. 6

    安倍派裏金幹部6人「10.27総選挙」の明と暗…候補乱立の野党は“再選”を許してしまうのか

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    79年の紅白で「カサブランカ・ダンディ」を歌った数時間後、80年元旦に「TOKIO」を歌った

  4. 9

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  5. 10

    《スチュワート・ジュニアの巻》時間と共に解きほぐれた米ドラフト1巡目のプライド