有力外野手がゴロゴロ…イチローのトレードに猛烈逆風
買い取り手が現れない可能性も出てきた。ヤンキースでトレード要員になっているベテラン外野手イチロー(40)のことだ。
MLBの球団関係者が一堂に会するウインター・ミーティングが9日(日本時間10日)、フロリダ州オーランドで開幕(12日まで)。各球団のGMの話題がレイズのサイ・ヤング賞左腕プライスに集中する中、俊足巧打で知られるタイガースのオースティン・ジャクソン外野手(26)の動向にも注目が集まった。
ジャクソンとの交換でタイガースは有力な先発投手の獲得に動くといわれる。今オフのトレード市場はイチローの同僚であるガードナーの他、ケンプ、イーシアー(ドジャース)、スタントン(マーリンズ)らベテラン、若手も含めて有力外野手が名を連ねている。
外野手の補強が課題の球団はガードナー、スタントンら若手の獲得を優先するのは明らか。来年、41歳になるイチローが後回しになるのは当然だ。
複数の米メディアの報道によれば、ガードナーのトレードは今週中にもまとまるという。
ヤンキースによるイチローの移籍先探しは難航しかねない。