マー君のメジャー移籍先 「夫人が決める」これだけの要素

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「大きな都市なら日本人の移住者や商売をしている者も多い。大都市でなくとも、観光業に力を入れている町ならば言葉に困らない。例えば日本人観光客に人気のあるボストンやサンディエゴの店では、日本語がペラペラの外国人スタッフも珍しくない。観光客相手に商売をする日本人もたくさんいるから、友人もすぐできます」(現地記者)

■治安、病院、愛犬

 マー君にとっても、「治安問題」は気になるところだろう。今年3月、米経済誌「フォーブス」が発表した12年度「アメリカで最も危険な10の都市」によると、球団の本拠地がある都市も複数含まれている。

 1位は「タイガース」の本拠地デトロイト。2位に「カージナルス」のセントルイスが続き、3位には「アスレチックス」のあるオークランド、6位には「ブレーブス」のアトランタがランクインした。

 特に1位のデトロイトは、全米一の自動車工業都市で08年のリーマン・ショック以降、失業率、貧困率が上昇したことが治安悪化の要因になっている。

 医療環境も重要だ。日本なら、病院に行けばすぐに診てもらえるが、米国は日本と比べて医療費がバカ高く、受診するにも予約が必要だったり、家庭ごとに「ホームドクター」をつけたりと勝手が違う。

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