ミラン本田 成否のカギを握る「巨額年俸」と「チーム事情」
日本だけでの騒ぎではない。カルチョの国・イタリアでも「ミランに新加入した日本代表MF本田圭佑」の一挙手一投足に注目が集まり、テンヤワンヤの大騒ぎだ。
イタリア入りした本田(27)は6日夜にホームでのアタランタ戦をスタンド観戦。新天地デビューは12日のアウェー・サッスオーロ戦。ここで「名門ミランのエースナンバー10のホンダケイスケ」が披露される。
■肖像権100%で年収10億円超
本田がイタリアで成功を収めるのか、それとも散々な目に遭って尻尾を巻いて逃げ出すのか。成否のカギを握るのは、まずは「カネ」である。
ミラン本田の年俸は7億7000万円。契約期間は3年半。年俸総額にすると27億円。破格の大商いと言っていい。
「現地イタリアでの報道によると、肖像権は100%、本田サイドが握っている。ミランでの1年で、本田は日本企業とのCM出演などを含めると年収10億円を優に超えると言う代理店関係者もいます」(前出の記者)