減量失敗で失格、私生活の乱れも…日本女子柔道に凋落の兆し

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 昨年12月のグランドスラム(GS)東京大会では若手の活躍もあり全階級で金メダルを獲得したとはいえ、南條充寿監督は「(GSで結果を残した若手に)まだ、そこ(代表を任せられる)までの力はない」と断言した。

 48キロ級世界選手権覇者の浅見八瑠奈(25)はリフレッシュのため当面の休養を発表。ロンドン五輪52キロ級代表の中村美里(24)は手術した左ひざの回復が思わしくないため、実戦復帰のメドすら立っていない。若手選手への切り替えを図ろうにも、南條監督が嘆くように力不足は歴然。技量が伴わないだけならまだしも、減量に失敗して失格になったり、私生活の乱れが問題視されて強化指定を外された選手もいるという。

 日本女子柔道の先行きは決して明るくない。

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