早くも始まった中日・落合GM“現場介入”の波紋

公開日: 更新日:

 もう「オレ流」が動き出した。5日の練習中、ベテランの荒木(36)がティー打撃をしていると、グラウンドにいた落合GMが近寄り、今キャンプ初となる打撃指導を始めたのだ。

 自らティー打撃を実演し、身ぶり手ぶりでバットの出し方などをアドバイス。隣で練習していた小笠原(40)も途中から参加し、直立不動で聞き入った。

 それだけじゃない。落合GMは、そばでティー打撃をしていた谷繁兼任監督(43)のところにも歩み寄り、身ぶり手ぶりを交えて話し込んだ。落合GMは何も語らなかったものの、谷繁監督は「落合GMから指導? そういうわけじゃない。選手たちを見ながら『もっと簡単に考えりゃいいのにな』というふうに、たわいのない話をしたくらい」と明かした。

 近くでこの様子を見ていた中日OBの杉下茂氏は「じっとしていられないんでしょう」と話していたが、公衆の面前で堂々と指導したのもあるいは「これからはオレも選手に教えるぞ」と、周囲にアピールしたかったのだろう。

■首脳陣もやりにくくて…

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動