ソチ五輪メダルで昇進決定 葛西紀明に東京進出の“特命”
「レジェンド」が「特命部長」になる。ソチ五輪の男子ジャンプで個人(銀)、団体(銅)合わせて2個のメダルを獲得した葛西紀明(41)が所属する土屋ホーム(本社=札幌市)の広告塔として、さらなる期待をされているのだ。
ソチでのメダル取りが評価され、27日の取締役会で住宅部の次長から部長に昇進することが決定。今後は同社スキー部の監督を兼任しながら競技を続け、「住宅部長」の肩書で中間管理職として業務をこなす。
部長ともなれば、それなりに責任や結果を問われる。今回の昇進で“レジェンド部長”葛西の待遇は一変するのか。
■給料300万円増は「ない」
「今までと基本的には業務内容に変わりはありません。葛西選手は入社してから12年間、当社の営業活動に理解を示し、モデルハウスでの販促イベントなどではサイン会や握手会など積極的に参加してきた。今後も営業の後押し的なことが主な業務です」(土屋ホーム企画広報部)
一部週刊誌は「部長昇進で年収が300万もアップした」と報じたが、「確かに昇給はしますが、300万円増はありません。給料は部長級としか申し上げられません」(同)という。