裏金疑惑「北の湖体制」を吹き飛ばす九重親方“最後の一手”

公開日: 更新日:

 九重親方(58=元横綱千代の富士)の訴えにより改めて注目を集めている、相撲協会顧問にして北の湖理事長(元横綱)側近によるパチンコメーカーからの裏金授受疑惑は、 長期戦になるかもしれない。

 ひとまずは危機管理委員会に委ねられ、外部の有識者らによる調査をするかどうかは「我々が調査をした上で必要があれば」(宗像紀夫委員長)決まるが、この危機管理委がクセモノだという。ある協会関係者は「宗像さんと理事長側近はズブズブだからですよ」とこう言う。

「動画がネット上に出回ったのは1月末だが、協会幹部の間では昨年から問題になっていた。というのも、パチンコメーカーの裏金を仲介した人物と側近が決裂。仲介者は現金授受の現場を撮影した動画とともに側近を告発する文書を、外部理事の宗像さんを含む主な協会幹部に送っている。その時、動画を見て泡を食った側近が『今後、どうすればいいのか』と、最初に泣きついたのが宗像さん。以前から2人は何やらコソコソとやっていた」

 事情をすべて知りながら「必要があれば」などと言っていることからも、宗像委員長は内部だけで握りつぶすつもりなのだろう。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  2. 2

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  3. 3

    中森明菜が16年ぶりライブ復活! “昭和最高の歌姫”がSNSに飛び交う「別人説」を一蹴する日

  4. 4

    永野芽郁「二股不倫」報道で…《江頭で泣いてたとか怖すぎ》の声噴出 以前紹介された趣味はハーレーなどワイルド系

  5. 5

    永野芽郁“二股不倫”疑惑「母親」を理由に苦しい釈明…田中圭とベッタリ写真で清純派路線に限界

  1. 6

    田中圭“まさかの二股"永野芽郁の裏切りにショック?…「第2の東出昌大」で払う不倫のツケ

  2. 7

    永野芽郁“二股肉食不倫”の代償は20億円…田中圭を転がすオヤジキラーぶりにスポンサーの反応は?

  3. 8

    雑念だらけだった初の甲子園 星稜・松井秀喜の弾丸ライナー弾にPLナインは絶句した

  4. 9

    「キリンビール晴れ風」1ケースを10人にプレゼント

  5. 10

    オリックス 勝てば勝つほど中嶋聡前監督の株上昇…主力が次々離脱しても首位独走