ヤ軍右腕ピネダの「不正投球」退場でマー君、黒田とばっちり

公開日: 更新日:

 ヤンキース・黒田、田中の同僚右腕が、不正投球で退場処分を食らった。

 インチキがバレたのは今季から先発ローテーション入りしたマイケル・ピネダ(25)。先発した23日(日本時間24日)のレッドソックス戦の二回2死走者なしの場面で、敵将ファレル監督が抗議。球審がマウンド上のピネダのグラブやユニホームなどを点検すると、首の右側に松やにとみられる茶色い異物が確認され、退場を宣告した。

 ピネダは10日のレッドソックス戦(ヤンキースタジアム)に登板した際、ボストンのテレビ局が右手のひらが異物で汚れていると報道。試合後に不正投球の疑惑が持ち上がった。本人は松やになどの使用を否定していたが、今回は証拠を押さえられただけに、ペナルティーは避けられない。大リーグの公式規則によると、投球時に異物を使用したと判断された場合、10試合の出場停止処分が科される。

 ドミニカ共和国出身の右腕は、この試合の前まで3試合で2勝1敗、防御率1.00と好調。将来のエースと期待された若手の離脱で黒田、田中の負担は増えそうだ。

 レッドソックス・上原は1回を1安打無失点、3奪三振。メッツ・松坂はカージナルス戦で3-1の七回2死二塁で登板し空振り三振を奪った。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 2

    【箱根駅伝】なぜ青学大は連覇を果たし、本命の国学院は負けたのか…水面下で起きていた大誤算

  3. 3

    フジテレビの内部告発者? Xに突如現れ姿を消した「バットマンビギンズ」の生々しい投稿の中身

  4. 4

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

  5. 5

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  1. 6

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  2. 7

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  3. 8

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9

    フジテレビ「社内特別調査チーム」設置を緊急会見で説明か…“座長”は港社長という衝撃情報も

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭