マー君を狙うサイン小僧とブロンド美女…ヤ軍が警備員増検討
メジャーでは選手のサインを売るやからが後を絶たない。
連中は手に入れたサインボールを高値で売りさばく。例えばA・ロッドがヤンキース入りした04年の春先は、サインボール1個が約10万円で取引されたという。
選手のサインを闇で売って儲けようというのだから、もちろん堅気ではない。しかし、だからといって、見るからにガラの悪そうなのが近づけば選手も警戒する。いつのころからか、彼らは胸が半分くらいはだけたブロンド美女や子供を使うようになった。中でも多いのが子供を使う手口で、選手や関係者は彼らを「サイン小僧」と呼んで警戒する。
去る16日(日本時間17日)、田中将大(25)が本拠地ニューヨークでの初勝利を挙げてからというもの、サイン小僧の数は急激に膨れ上がった。彼らの多くは、田中目当てだという。
狙い目は遠征時だ。行きや帰りの本拠地駐車場付近や遠征先の宿舎周辺には、サイン小僧たちがメジャー公認球と(サイン用の)青色ボールペンを握り締め、選手が現れるのをいまかいまかと待ち構えているそうだ。