疲労はピークも 巨人アンダーソンの好調支える“真面目”気質
9連戦の6試合目。原監督はこの連戦中、故障の不安や、調子の悪い主力に「休暇」を与えている。片岡は2試合連続で欠場。阿部とロペスも1試合ずつ休ませた。
が、4番のアンダーソン(32)だけは例外だ。8日のDeNA戦もフェンス直撃打、2四球などで2打数1安打。7日に今季2本目の満塁弾を放つなど、打率.387で首位打者を独走、絶好調だからだ。
しかしそんな4番は、両足に不安を抱えながらの出場が続いている。1日のヤクルト戦で「両足のハリ」を訴え、途中交代。この日も四回途中に左翼から一塁へ回った。首脳陣に足への負担を考慮されてのことだ。ある球団関係者は「慣れない人工芝の球場の試合が多いから下半身に負担がかかっている」とこう続ける。
「疲れもあるんだろうけど、両足がパンパン。来日するまでほとんど経験がなかったマッサージがお気に入りで、キャンプ中に『チームにマッサージのうまい先生がいるから助かっているんだ』と驚いて以来、すっかりハマっている。試合前後も時間さえあれば入念にやってもらって試合に出られている状態なんです」