ダル「ノーヒッターあと1人」で見え隠れした味方の“不信”

公開日: 更新日:

 9日のレッドソックス戦の九回2死までノーヒットノーランをやりながら、右前打を浴びて快挙を逃したレンジャーズのダルビッシュ有(27)。

 昨年4月のアストロズ戦でもあと1人で完全試合を逃しただけに不運といわれるが、メジャー関係者の「自業自得」という指摘がある。

「七回の(二塁手と右翼手の)お見合いも、九回の右前打も、捕ろうと思えば捕れた当たり。あれがミスやヒットになったのは、ダルの日頃の言動や性格に起因するのではないか」(メジャー関係者)

 例えば七回のお見合いの直後、ダルは両ひざを折って悔しがり、グラウンドに唾を吐いた。あの時点で無安打が途切れたと思った怒りがそうさせたにせよ、感情を表に出すかどうかは別問題。ペッと唾まで吐くのは、ミスをした野手の傷口に塩を塗り込むようなものだということがわからないのだ。だからこそマウンド上でも平気で捕手をののしるし、文句も言う。

 基本的にどこで勝とうと1勝は1勝というスタンス。体調不良で開幕投手を辞退したときも、「10勝分になるなら投げますが」と言った。数字上は1勝に過ぎなくても、開幕投手の重みは単なる1勝ではないはずだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    三浦大知に続き「いきものがかり」もチケット売れないと"告白"…有名アーティストでも厳しい現状

  2. 2

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  3. 3

    サザン桑田佳祐の食道がん闘病秘話と今も語り継がれる「いとしのユウコ」伝説

  4. 4

    松嶋菜々子の“黒歴史”が石橋貴明セクハラ発覚で発掘される不憫…「完全にもらい事故」の二次被害

  5. 5

    NiziU再始動の最大戦略は「ビジュ変」…大幅バージョンアップの“逆輸入”和製K-POPで韓国ブレークなるか?

  1. 6

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  2. 7

    下半身醜聞の川﨑春花に新展開! 突然の復帰発表に《メジャー予選会出場への打算》と痛烈パンチ

  3. 8

    モー娘。「裏アカ」内紛劇でアイドルビジネスの限界露呈か…デジタルネイティブ世代を管理する難しさ

  4. 9

    伸び悩む巨人若手の尻に火をつける“劇薬”の効能…秋広優人は「停滞」、浅野翔吾は「元気なし」

  5. 10

    小松菜奈&見上愛「区別がつかない説」についに終止符!2人の違いは鼻ピアスだった