コートジ戦ザック采配に選手不信感 日本代表に“空中分解”危機
「香川の主戦場・左サイドを何度も突破され、左サイドからのクロスで2失点したこともあり、守備力に難のある香川を左サイド以外のポジションでプレーさせたいと思うあまり、パニックになったザックが支離滅裂な配置転換を言い出した。いつもはベンチにおとなしく座っているヘッドコーチが、ザックの隣に立って『いじり過ぎ』と進言したが、興奮状態のザックの耳には入らず、ヘッドコーチは両手を後頭部に回してベンチに腰を下ろし、仏頂面を浮かべていた」(現地取材記者)
■本田、長谷部らが直談判の可能性
吉田のパワープレーにいたっては、もはや「ザック! ご乱心!」と言うしかない。そもそもザッケローニは「日本にパワープレーの思想は根付いていない」と発言。身長194センチのFWハーフナー・マイク、185センチのFW豊田を外した。
189センチでチーム最長身の吉田がヘディングに強いのは確かだが、試合後に「練習でもやったことがない」とボヤいていた通り、ザッケローニの錯乱用兵だったのだ。
「選手たちはザックのデタラメ采配に心の底から驚き、そして呆れ果てている。選手だけでミーティングを開き、主軸の本田、主将の長谷部の2人が代表してザックに『今まで通りの攻撃サッカーを貫きましょう』と直談判するとウワサになっている」(前出の記者)