コートジ戦ザック采配に選手不信感 日本代表に“空中分解”危機

公開日: 更新日:

「香川の主戦場・左サイドを何度も突破され、左サイドからのクロスで2失点したこともあり、守備力に難のある香川を左サイド以外のポジションでプレーさせたいと思うあまり、パニックになったザックが支離滅裂な配置転換を言い出した。いつもはベンチにおとなしく座っているヘッドコーチが、ザックの隣に立って『いじり過ぎ』と進言したが、興奮状態のザックの耳には入らず、ヘッドコーチは両手を後頭部に回してベンチに腰を下ろし、仏頂面を浮かべていた」(現地取材記者)

■本田、長谷部らが直談判の可能性

 吉田のパワープレーにいたっては、もはや「ザック! ご乱心!」と言うしかない。そもそもザッケローニは「日本にパワープレーの思想は根付いていない」と発言。身長194センチのFWハーフナー・マイク、185センチのFW豊田を外した。

 189センチでチーム最長身の吉田がヘディングに強いのは確かだが、試合後に「練習でもやったことがない」とボヤいていた通り、ザッケローニの錯乱用兵だったのだ。

「選手たちはザックのデタラメ采配に心の底から驚き、そして呆れ果てている。選手だけでミーティングを開き、主軸の本田、主将の長谷部の2人が代表してザックに『今まで通りの攻撃サッカーを貫きましょう』と直談判するとウワサになっている」(前出の記者)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動