観客動員10%増! ヤ軍の救世主マー君「集客」にも大貢献
戦力だけでなく、営業上のメリットも少なくない。メジャートップの11勝(1敗)をマークしているヤンキース・田中将大(25)が集客にも貢献している。
今季、34試合を消化した時点(18日終了時)の本拠地ヤンキースタジアムの観客動員数は126万3379人。1試合平均3万7158人。田中が地元で登板した7試合は計28万9860人。1試合当たり約4万1400人の集客があり、球団平均を大幅に上回っている。
長らく主将を務めてきたデレク・ジーター内野手(39)が今季限りでの引退を表明。メジャーを代表するスター選手の最後の雄姿を目に焼き付けるのはもちろん、開幕から快進撃を続けるルーキー右腕見たさに球場に足を運ぶファンは少なくないのだろう。
今季のヤンキースは開幕時の先発ローテーション投手が3人も離脱。一時は緊急事態に陥ったが、田中が孤軍奮闘を続けてきた。
期待通りの働きをする上に、ビジネスでも多大なメリットをもたらす田中は、まさにヤンキースの救世主だ。