“余剰戦力”が一転…巨人・亀井獲りを狙う他球団が歯ぎしり

公開日: 更新日:

「層が厚い巨人の中でも、特に外野手にいい選手がひしめいている。セペダが入ってさらに余剰気味。松本哲や中井は20代と若いのでトレードで出すのは厳しいだろうから、現状では31歳の亀井が一番狙い目。投手を補強したい巨人の事情を考えれば、交換要員次第では亀井は狙える選手ですよ」と自信を見せる球団もあったが、あっという間に手の届かない存在になってしまった。

 これから外野のポジション争いはさらに激化する。

 原監督は二軍戦で復帰している橋本について「一軍に上がる時はスターティングメンバーで戻る時。(状態が)95(%)くらいは上がってこないと」とした。橋本が合流すれば、亀井、橋本、長野の3人で外野は満員。左翼のセペダ、左翼と一塁を兼務するアンダーソン、一塁のロペスのうち、2人の外国人まで押し出されてしまうほどなのだ。

 09年のブレーク以来、鳴かず飛ばずだった亀井は、そんな最激戦区で居場所を確保した。他球団は渋々、他の“余剰戦力”狙いに作戦変更を余儀なくされそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 2

    【箱根駅伝】なぜ青学大は連覇を果たし、本命の国学院は負けたのか…水面下で起きていた大誤算

  3. 3

    フジテレビの内部告発者? Xに突如現れ姿を消した「バットマンビギンズ」の生々しい投稿の中身

  4. 4

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

  5. 5

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  1. 6

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  2. 7

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  3. 8

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9

    フジテレビ「社内特別調査チーム」設置を緊急会見で説明か…“座長”は港社長という衝撃情報も

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭