息子の入閣要求も? アギーレ日本代表監督の“組閣”は超難航
ブラジルW杯の惨敗から約1カ月。日本代表の新指揮官の名前が、正式にアナウンスされた。元メキシコ代表監督のハビエル・アギーレ(55)が、24日に開かれた日本サッカー協会(JFA)理事会で承認された。
前回W杯後から日本代表監督選定作業の全権を任され、4年前に指名したザッケローニの後任監督としてアギーレを選んだ原博実JFA専務理事(技術委員長兼)は、理事会後にこう話した。
「4年前にも(監督候補として)折衝し、それからエージェント抜きで連絡を取り合える仲。どんな人? ジェントルマンです。あと精神的に強い人です。日本人選手の良さである技術の高さを引き出した上で勝負強さ、粘り強さ、たくましさといった要素を植え付けてくれる。W杯に2度出場したし、降格寸前のクラブを立て直して残留させたこともある。いろいろな引き出しも持っており、強豪と戦っても踏ん張れるチームをつくってくれるでしょう」
細かい契約条項については、「言えない。アギーレもこちらも明らかにしないことになっている」(原専務理事)。漏れ伝わってくる話では「年俸2・5億円の2年契約」だという。