チーム圧勝も蚊帳の外 香川の無得点いつまで続くのか
「両脇と1トップが活躍した」「前半から体が重かった」「感覚は最悪だった」と自虐コメントを連ね、最後は代表チームメートの名前を引き合いに出して「結果を残さないといけないね。圭佑君みたいに」とつなげた。
日本代表FW香川真司(25)の所属するドルトムントが、22日のCLでトルコの強豪ガラタサライを4─0で一蹴。しかし、トップ下の香川は無得点。それどころか後半37分には左太もものけいれんでベンチ送り。それで試合後は、ボヤキのオンパレードだったのである。
確かにガラタサライ戦で香川の影は薄かった。“両脇”の左サイドMFロイス、右サイドMFムヒタリアンが好機を次々に演出。1トップのFWオーバメヤンが2ゴールを決め、さらにロイスが1ゴール、そして香川に代わって投入されたFWラモスが1ゴールと確実に結果を残す中、攻撃系選手で香川ひとりがカヤの外とあって「いつまで不調が続く?」とスポーツマスコミも大騒ぎだ。
■チーム最多のパス交換
「新潟でのジャマイカ戦(10日)で脳振とうを起こしたり、苦手な長距離移動もあいまってコンディション調整がうまくいっていない。あとゴールを決めようとシャカリキになり過ぎている。何とかボールに絡もうと動き過ぎ、それで相手ゴール前でシュート態勢に入っても、疲労が蓄積した状態では鋭いシュートは打てない。その悪循環にハマってしまっている」(サッカー誌記者)