GM引き留め示唆も…ロイヤルズ青木 気になる「来季の値段」
今季、日本人選手で唯一、ポストシーズン出場を果たしたロイヤルズ・青木宣親(32)の去就に注目が集まっている。
12年から2年総額250万ドル(約2億7000万円)でブルワーズと契約。昨オフ、トレードでロイヤルズに移籍した。球団に選択権があった3年目を終え、今オフ、FAになる。
今季は132試合に出場して491打数140安打の打率2割8分5厘、63得点、17盗塁。6月には左足付け根の肉離れで故障者リスト(DL)に入ったとはいえ、まずまずの成績でチームの29年ぶりのリーグ優勝に貢献した。
デイトン・ムーアGMはレギュラーシーズン終了後、青木について「もちろん、来年も残って欲しい。数字以上に貢献度は高い」と引き留めると示唆した。ワールドシリーズでは6試合で14打数1安打と精彩を欠いた。今季の年俸は約1億6000万円。来季年俸はいったい、どれぐらいになるのか。
■青木は「使い方に困るタイプ」の評も
「際立った特徴がない選手だけに大型契約は期待しにくい」とアメリカ野球愛好会副代表の鈴村裕輔氏がこう続ける。