巨人ドラ1岡本和真 本塁打1本「小遣い1万円」に祖父母悲鳴
■肉はあるだけ 白米はドンブリ5杯
のどかな環境ですくすく成長した。小学校まで歩いて30~40分。義清さんは「坂道ばかりの通学路を毎日歩いて通ったから、足腰が鍛えられたのでは」と言う。近所には池があり、趣味はブラックバス釣りだ。
183センチ、95キロの堂々たる体格。智代美さんは「兄が2人いたので、食べることへの意欲が凄かった。1歳半で器用に黒豆を箸で掴んで食べていましたから」と笑う。智弁学園の小坂将商監督(37)が証言する。
「食事に連れていくと、焼き飯大盛り、ブタ丼大盛り、ラーメン、ギョーザ。どれだけ食うねんって感じですわ(笑い)。ウチは寮生と自宅通いの生徒がいるので、嫁の実家でバーベキューをやってチームワークを深めるのですが、肉はあるだけ食べるし、白米はドンブリで5杯くらいペロリです」
好物はしょうゆスープの豚肉鍋。真夏だろうが、大事な試合の前夜は必ずこれを食してから出陣する。祖母の作った豚汁も大好き。「おばあちゃん子」でもある。祖母の和嘉子さんは夏から秋にかけて、近くの梨山で収穫を手伝い、直売所で働いている。その収入を岡本にお小遣いとして渡した。ただし、厳しい条件付きだった。