好機にパス回ってこず…ドルト首位通過も香川は“追試”落第

公開日: 更新日:

 欧州チャンピオンズリーグのD組のドルトムントは9日、グループリーグ最終戦をホームでアンデルレヒト(ベルギー)と対戦(日本時間10日午前4時45分キックオフ)。香川真司(25)はトップ下で先発出場した。

 直近の国内リーグ・ホッヘンハイム戦は出番なしに終わり、休養十分とあって序盤から精力的に動き回った香川だが、1トップのインモービレ、背番号10のムヒタリアンらとの連係不足は相変わらず。シュートチャンスにパスが回ってこず、相手PA内で不満げな表情を見せながら立ち尽くす場面も目立った。

 後半13分、香川を起点にパスがつながり、移籍1年目で本領を発揮できないでいるイタリア代表FWインモービレが、右足強烈シュートで先制弾。同じように不遇をかこう香川にも、追加点を奪って存在感をアピールするチャンスが1分後に訪れた。

 左サイドからドリブル開始した香川はDFをかわし、相手ゴール正面で右足を振り抜く。しかし、ボールはクロスバーの上を通過。香川は芝生を蹴り上げ、天を仰ぎながら絶叫した。結局、同39分に同点に追い付かれた直後に香川は交代である。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…