ELカラバフ戦召集外で分かったインテル長友の“高評価”
欧州リーグ(EL)の1次リーグ最終節でインテル(イタリア)が「90番台」の若手選手を大量投入した。
11日のカラバフ戦(日本時間12日午前2時開始)は、アゼルバイジャンの首都バクーでのアウェー戦。首位通過が確定しているインテルは、DF長友佑都らレギュラー陣の大半が遠征メンバーから外れ、背番号97番の17歳FWボナッツォーリ、93番の17歳DFディマルコ、92番の18歳FWバルディーニといった若手がプレー。遠征メンバー17人中、ひとケタ背番号は6番のDFアンドレオッリ、7番のFWオズバルドの2人だけ。90番台が6人も含まれ、まるでユース部門の選抜チームだった。
長友は7日に行われたセリエA・ウディネーゼ戦にフル出場。15日のキエーボ戦も先発が予定され、温存された。定位置だった左SBにブラジル代表DFドドが台頭。今季は右SBに回っているが、攻守ともにソツなくこなしている。
「ドドはスタミナ面の問題で後半途中でベンチに下がることが多く、長友が左SBに移ってプレーすることが多い。あと左右のウイングバックでもプレー出来るし、使い勝手の良い選手としても首脳陣の評価は高いのです」(サッカー専門誌ライター)
カラバフ戦のメンバーから外れ、長友がインテルでいかに評価されているか、改めて明確になった。