ミランは連続ドロー 本田は研究されドリブル突破封じられる
日本代表MF本田圭佑(28)が所属するミランは、敵地でのカリアリ戦(日本時間30日早朝キックオフ)を1―1で引き分け、2戦連続ドロー決着。首位争い参入のチャンスを逃した。
ミランは、前節から「中2日」の試合。選手の動きは鈍く、序盤からカリアリの攻勢にさらされてアップアップ。
前半24分、本田の持ち場である右サイドからカウンターを食らい、カリアリのコロンビア代表FWイバルボにヘディングシュートを決められた。
ミランは35分、MFボナベントゥーラのGK頭越しミドルシュートで追い付いたが、その後はチャンスらしいチャンスもなく、終わってみれば、何とか引き分けに持ち込んで勝ち点1を獲得したという試合だった。
エース番号である「10」を背負う本田が、この試合で存在感を示したのは2回。後半5分、右サイドからゴール前に放り込まれたパスに反応し、スライディングしながら左足に当てたシュート。その1分後、FWエルシャーラウィーのシュートをお膳立てするラストパスを通した場面だけ。どうやら序盤7試合で6得点だった好調時からは下降線だ。