A・ロッドの代役に ヘッドリー内野手とヤンキースが再契約
今オフの補強では大幅に出遅れていた金満球団が、ようやく大物選手の獲得に動いた。
ヤンキースは15日(日本時間16日)、今季終了後にFAになっていたチェイス・ヘッドリー内野手(30)と合意。スポーツ専門チャンネル「ESPN」(電子版)によれば、4年総額5200万ドル(約61億2000万円)。
パドレス時代の12年に打点王(115打点)を獲得したヘッドリーは今年7月にトレードでヤンキースに移籍。今季は打率2割4分3厘、13本塁打、49打点と振るわなかったものの、ヤンキース加入後は随所に勝負強さを発揮した。
来季はドーピングで1年間の出場停止処分を受けた主砲A・ロドリゲス三塁手(39)が復帰する。メジャー通算654本塁打を放っている長距離砲とはいえ、実戦不足は否めないことからヤンキースではDHで起用する方針。メジャー屈指の高給取りの代役をヘッドリーに託すという。
来季のヤンキースの浮沈は薬漬けの高給取りではなく、ヘッドリーの出来にかかっている。