ダル&マー君で話題 日本人メジャー選手は何を情報交換?
チームは違えど、そこは同じ異国の地でプレーする日本人同士。共有できる情報は互いにやりとりしている。
23日に放送の「報道ステーション」(テレビ朝日系)でレンジャーズ・ダルビッシュ有(28)とヤンキース・田中将大(26)が対談。番組内でダルは6月6日のインディアンス戦の登板前、田中にメールでスプリットの投げ方を教わり、すぐに試合で使ったと明かした。
今季16勝(6敗)を挙げ、オリオールズの地区優勝に貢献した元中日の台湾人左腕チェンは対戦チームの日本人選手をつかまえて、変化球などのアドバイスを求めた。ダルやチェンのように球種を教わる投手もいるが、日本人同士でやりとりするのはメジャーの基本的なしきたりなど一般的な情報だそうだ。
ある選手によれば、グラウンドで話題の中心は野球より、むしろ食事に関することだという。
遠征先によっては日本食レストランがない所も珍しくはない。多くの選手にとって現地で日本食を調達できるかどうかは切実な問題だ。舌の肥えた選手が満足するような店は限られるため、複数の選手が特定の店をひいきにしている。シカゴの焼き肉店には食事に来た日本人選手の直筆サイン入りの写真が所狭しと飾られている。
ある選手は「最近はインターネットでも調べられるけど、選手からの口コミが一番頼りになる」そうだ。