セットアッパーは安い…レ軍残留の田沢は来季年俸いくら?
メジャーを代表するセットアッパーの残留が、正式に決まった。
各球団が所属選手に保有の意思を示す期限を迎えた2日(日本時間3日)、レッドソックスが田沢純一(28)に、来季も契約する意向を伝えた。地元紙「ボストン・ヘラルド」(電子版)によれば、レッドソックスは来季の年俸として200万ドル(約2億4000万円)を提示する方針だという(今季は約1億3000万円)。
田沢は今季でメジャー実働4年目を終え、2回目の年俸調停権を得た。球団の言い値で契約する選手は皆無に等しく、田沢の代理人も年明けの年俸調停申請の締め切り日まで交渉を重ねる。年俸調停に持ち込んだ場合、出来高払いは認められず、当初の提示額を下回るケースもあるため、球団と選手側の双方が歩み寄り、調停を回避するケースが大半だ。田沢の年俸は上積みされ、最終的に220万~230万ドル(約2億6000万~2億7000万円)で決着するといわれている。
今季の田沢は71試合に登板して4勝3敗、防御率2.86。守護神上原へとつなぐセットアッパーとして、2年連続で70試合登板を果たした。