錦織は「どうでもいい」…世界4位で大騒ぎするメディアの愚

公開日: 更新日:

 ただ単に、売れればよい、視聴率が上がればよいというコマーシャリズムは、結果として選手をスポイルする。

「そうやって自称『応援団』のマスコミに必要以上に騒がれ、もてはやされ、消えていった選手が過去にごまんといるじゃないですか。本人ですらどうとも思っていないことを必要以上にはしゃぐのは応援でもなんでもありません。錦織はマスコミにチヤホヤされたからといって勘違いするような選手ではないでしょうけど、ここまで異常な騒がれ方をすれば集中力を含めて精神面に影響しますよ。変に数字の呪縛をかけられ、萎縮してしまうケースだってある。応援するどころか、選手の足を引っ張ることになると思いますね」(吉川氏)

 まったくだ。錦織がこの日の決勝戦で、らしくないプレーを連発して敗れたのも、スポーツマスコミの姿勢やスタンスと無関係ではないのかもしれない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 2

    【箱根駅伝】なぜ青学大は連覇を果たし、本命の国学院は負けたのか…水面下で起きていた大誤算

  3. 3

    フジテレビの内部告発者? Xに突如現れ姿を消した「バットマンビギンズ」の生々しい投稿の中身

  4. 4

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

  5. 5

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  1. 6

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  2. 7

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  3. 8

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9

    フジテレビ「社内特別調査チーム」設置を緊急会見で説明か…“座長”は港社長という衝撃情報も

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭