マスターズ単独5位の松山に「課題は接戦でのパット」の指摘
最終18番パー4は3メートルのバーディーフィニッシュ。ガッツポーズが飛びだした。
「パットが入ったので良かった。やっとですね。こういうプレーを3日までちゃんとしてないと、優勝には届かない」(松山)
ゴルフジャーナリストの菅野徳雄氏がこう指摘する。
「松山は3日目までは硬さが目立っていた。それが最後になって、ようやくいつもと同じ心境でゴルフができたように見えました。ただ、最終日に上位選手ともっと接近してたら、こうはいかなかったと思います。というのも、松山の課題はパットです。大きなストロークが特徴ですが、大きく引く方が難しいように、プレッシャーがかかるとコントロールするのが難しくなります。今後の課題です」
スピースとの7打差を、次のメジャーまでに埋めることができるかが問われる。