ハーラートップの5勝 巨人・高木勇人「天然男」の“裏の顔”

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 答えは巨人19年目の代走のスペシャリスト・鈴木尚広が持っていた。

「テンポとリズムとコントロールがいい。だから攻撃陣にもいい影響を及ぼせる。打線はもちろん、高木が投げている試合はボクも代走で出ていきやすい雰囲気がある。長いこと社会人で苦労してきただけあって、マウンドで表情が変わらないし、ピンチでも動じない。あいつの鈍感力は新人離れしている」

 社会人時代の恩師、三菱重工名古屋の佐伯功監督が言う。

「素直な性格で、人と接するのが好き。だから、あいつの周りにはいつも人が集まる。遠征に行った時、高木の周りに人だかりができていて、みんなと談笑しているもんだから『知り合いか?』と聞くと『いいえ、さっき知り合いました。みんな初対面です』って(笑い)。物おじしない性格です」

▽たかぎ・はやと 1989年7月13日、三重県生まれ。海星高では投手として2年秋に県大会優勝、東海大会4強。3年夏は準決勝で宇治山田商に敗退。プロ志望届を提出したが指名されず、三菱重工名古屋に。都市対抗野球に6度出場。14年ドラフト3位で入団。右投げ右打ち。年俸1200万円。家族は父、母、妹、弟。

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