不可解な控訴断念 水泳・冨田の“優柔不断”に支援者も呆れた

公開日: 更新日:

「結局、やったんだろ」

 ネット上にはそんな“声”があふれている。

 昨年9月の仁川アジア大会で韓国メディアのカメラを盗んだとして、韓国・仁川地裁から有罪判決を受けた競泳男子元日本代表の冨田尚弥(26)が昨4日、「これ以上闘っても意味がない」と控訴しない意向を示した。裁判で一貫して無罪を主張。この日も改めて「納得できないことはたくさんある」と言いながら、「有罪のままで終わろうと思います」と自ら潔白を証明する機会を放棄するというのだから、確かに不可解ではある。

 代理人の國田武二郎弁護士も出演したテレビでこう言っていた。

「(有罪判決が出た先月28日以降)この1週間、可能性があるなら最後まで闘おう、1%でも可能性に賭けようと話し合ってきたが、本人が勝たなきゃ意味がないということで……。きょうの会見のぎりぎりまで意思を確認しましたが、こういう結果になりました」

 冨田の決断に困惑の色がありありなのだ。

■周りが必死なのに肝心の本人が…

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇