不可解な控訴断念 水泳・冨田の“優柔不断”に支援者も呆れた
冨田はアジア大会期間中に窃盗の容疑で警察当局から事情聴取を受け、「カメラを見た瞬間、欲しくなった」と供述。選手村の自室から被害品が見つかり、いったんは罪を認めて罰金100万ウォン(約11万円)を納めて帰国した。が、帰国後に「迷彩ズボンをはいたアジア人の男にカメラを無理やりカバンに入れられた」などと一転して無罪を主張。正式裁判を申し立てたのだが……。
「誰もが思うことですが例えば、見知らぬ第三者にカメラを入れられたというのなら、その場に置いていくなり、すぐに関係者に相談すれば、ここまで大ごとにならなかったわけです。支援者がそういうことを確認しても、何度か開いた会見でもそうだったように本人は、ボソボソと小さな声で話して要領を得ない、ということが少なくなかったそうです。周りが必死になっているのに肝心の本人がハッキリしない。学生時代から応援していた支援者の中には冨田から離れていった人もいたと聞きます」(マスコミ関係者)
支援者じゃなくても、やっていないのなら、最後まで闘うべきだろう、と思う。控訴断念の理由は「これ以上やっても意味がない」。少なくともそれは、アスリートの言葉ではない。