競泳・冨田尚也の「やっていない会見」に飛び交う“怪情報”

公開日: 更新日:

 本人は警察の事情聴取に対して容疑を認め、被害者との間ではすでに示談も成立している。なのに、なぜ、この時期に突然……という疑問は消せない。

 韓国・仁川のアジア大会でカメラを盗んだとして略式起訴された競泳男子平泳ぎの冨田尚弥(25)の代理人弁護士が30日、弁明のための記者会見を本人同席で11月に行うと発表した。

 この弁護士によれば、本人への聞き取りから「盗みはしていない」との証言は信用できると判断、名誉を回復したいという。

 水泳連盟は同日、理事会を開き、当初の倫理委員会の処分案通り、冨田を16年3月末まで選手登録停止処分にすると発表した。「韓国の検察の判断を基にするしかない。我々が捜査をすることはできない」とは泉専務理事。司法の判断が覆らない限り、処分は見直さないという。

■なんらかの圧力がかかった可能性?

 冨田は倫理委員会の処分案に対し、2週間以内に不服申し立てをすることができた。本人は当初から「(盗みは)やっていない」と話していたらしいから、さっさと身の潔白を証明すればよさそうなものを、申し立てをしなかった。それが処分が正式に発表されるこの日になって、突然、名誉回復の会見を開くと言い出した。あまりに唐突で、不自然な事態に、

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 2

    【箱根駅伝】なぜ青学大は連覇を果たし、本命の国学院は負けたのか…水面下で起きていた大誤算

  3. 3

    フジテレビの内部告発者? Xに突如現れ姿を消した「バットマンビギンズ」の生々しい投稿の中身

  4. 4

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

  5. 5

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  1. 6

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  2. 7

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  3. 8

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9

    フジテレビ「社内特別調査チーム」設置を緊急会見で説明か…“座長”は港社長という衝撃情報も

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭