打撃で貢献も…“4人目の外野手”イチローが守備に陰り
ベテラン外野手らしからぬ守備でチームの足を引っ張った。
マーリンズ・イチロー(41)が10日(日本時間11日)のブルージェイズ戦に「9番・右翼」でスタメン出場し、3打数1安打1打点。五回2死一塁の場面で、相手の先発右腕コープランドから今季2本目となる中越えの適時三塁打。スタメン起用したジェニングズ監督の期待に応えたが、守備では精彩を欠いた。
過去、10年連続でゴールドグラブを受賞した名手らしからぬ拙守が出たのは、2点を追う四回だった。先頭エンカーナシオンの本塁打性の当たりを追ったが、目測を誤ったこともあり、フェンスに激突。打球が転々とする間、決して俊足とはいえない打者走者に、やすやすと二塁への到達を許した。
その後、マーリンズの先発右腕コーラーが2者連続本塁打を許して、この回3点を追加された。これにはイチローも「落下地点のイメージがズレた。到達地点を間違えました」と反省しきりだった。