SB李の一発フイに…地方球場で映像判定“不可”NPBの言い訳
23日の西武戦で、ソフトバンク李大浩のホームランが認められなかった。
1点リードの三回に左翼席に放り込んだと思いきや、審判の判定はファウル。工藤監督は抗議するも、県営大宮球場にはモニターはなし。映像確認もせずに判定は覆らなかった。
打った李は「100%ホームランだと思った」と主張。審判の目にどう見えたのかはわからないが、試合中継を見る限りでは明らかにポールより内側に打球は落ちていた。
試合後の工藤監督は渋い表情でこう語った。
「テレビ中継も球場のモニターもないならいいけど、今日はテレビ埼玉が中継してたでしょ。それで確認すればいいのに、自分たち(NPB)が設置モニターじゃないと……ではねえ。それ(テレビ中継)でも何とか出来るように、NPBにはお願いしたい」
試合は八回降雨コールドでソフトバンクの勝利と、何から何まで釈然としなかった試合。地方球場だからモニター確認が不可能ならば、審判にはなおさら正確なジャッジが要求される。それが無理なら、NPBは地方球場の試合に5人でも10人でも審判を送るべきだ。