巨人が新国立「本拠地移転」計画 五輪後の赤字解消に仰天浮上
収益性の高いプロ野球開催で黒字化を狙う新国立サイドと、新本拠地が欲しかった巨人。両者の思惑はピタリと一致しているようにみえる。1996年のアトランタ五輪では、メーンスタジアムが、米大リーグのアトランタ・ブレーブスの本拠地になった“前例”もある。
仮に、新国立がJSCから民間委託されることになった場合、施設管理に実績のある「株式会社東京ドーム」が有力候補のひとつになり得る。
「すでに、自民党の重鎮と読売グループの幹部との間で話し合いの場が持たれたとの情報もある。別名『読売タウン構想』とも呼ばれています。巨人の本拠地になるだけでなく、東京ドームのように総合レジャー施設などを神宮の森に併設する可能性もある。ただ、露骨には話を進められないはず。最終的には、五輪後に国や都が読売グループに“お願い”するような形を取るのでは」(メディア関係者)
いずれにせよ、“赤字垂れ流し”という事態だけは避けなければならない。